自立心なき依存体質にした憲法9条と米軍依存の国防体制

日本がGHQの弱体化政策に対抗するべく
アメリカから自立するための政治的行為がとれないように憲法9条を制定し、
防衛はアメリカに依存するように米軍基地を配置し、アメリカのシステムが導入されました。

世間一般的には、沖縄を中心とした米軍基地問題(普天間基地移設問題など)の発生し、
なかなか問題解消に時間がかかっている状況であります。

憲法9条や米軍依存の国防体制は、
一般的な社会問題に留まらず、
日本人のマインド・精神・考え方にも影響を与えています。

 

憲法9条は、アメリカから自立して日本弱体化政策を解消し、再び強い日本にならないように
制定されたものであるが、
特にこのGHQの意向が
憲法9条の第2項の「国の交戦権は、これを認めない。」という部分に表れています。

第1項の国際紛争の解決手段として戦争と武力行使の放棄ならまだ平和主義でありますので、
理解できますが、
第2項の
「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」は、
日本は自衛するための戦力は持つな、抵抗するな、ということであります。

さらに万が一憲法改正の動きがあった場合に備え、
GHQは共産勢力に護憲に協力してもらえるように裏で支援する体制を整えており、
実際に今まで憲法改正議論を行なうと、共産党や社民党が憲法改正反対の声が上がり、
簡単に憲法を変えられないように仕組まれています。

一方で、憲法9条の実効性を高めて、着実にGHQの政策が進められるようにするため、
米軍を継続的に駐留させました。

これにより、日本国民はアメリカの言うことを聞けば、米軍が守ってくれるので安心だと
思うようになりました。
 

憲法を改正しようとすると、憲法改正反対と騒がれてうっとうしいですし、
逆に何もしなくても米軍が守ってくれますので、
心理的には無理に行動しなくてもよいように思うようになります。

このようにして、
アメリカ依存の体制ができ上がり、
日本人は自立心を失い、依存体質になりました。

戦後70年以上が経過した今ですら、日本国民の3~4割ぐらいが憲法9条改正に反対し、
米軍に守ってもらえれば良いと思っているのが現状であります。
 

この日本人の自立心なき依存体質が、
「強い者に従って言いなりになればよい」という社会風土を作ってしまいました。
この依存体質が強ければ強いほど、あなたの人生・生活を苦しめていきます。

 
例えば、
特に日本は企業中心社会になったため、サラリーマンの企業への依存度が高く、
おかしいことがあっても、サラリーマンは企業組織や上司等に異を唱えることなく、
そのまま働き続けています。

その結果、社員を使い捨てにするブラック企業や、パワハラやセクハラを助長する
歪んだ社会になっています。
したがって、サラリーマンの自殺者やうつ病が増えています。

人間関係や恋人関係も、日本人は依存体質でありますね。

依存したままでは、生活・人生で苦しみが続いてしまいます。
あなたの生活・人生の苦しみは、
GHQに植えつけられたこの自立心なき依存体質からきています。

 

そこで、依存体質から脱却する必要があります。
⇒ 依存体質を克服する方法について

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