人間は合理的な行動を取るのは当然のこと

人間は基本的に合理的な行動を取る仕組みになっています。

人間は本能的にデメリット(損失)を回避し、メリットの高い方を取るように行動する
性質があります。
 

当然、新型コロナウィルスについても、人によって合理的な行動が異なります。

緊急事態宣言が出されていますが、
ビジネスマンからすれば、補償が十分ではなく、死活問題であります。

そして、例えば、
・休業した場合、お金がなくなって100パーセントの可能性で飢え死にする
・活動した場合、新型コロナウィルスに感染して数パーセントの可能性で死亡する
・ワクチン接種すると、副反応で5万分の1の確率で死亡するが、ほぼコロナで死ななくなる
としましょう。

新型コロナウィルスの死亡率やワクチン接種の副反応による死亡する確率は、
年齢や基礎疾患の有無によって異なるため、一概に言えず、諸説ありますが、
とりあえず一般的に近い数値設定にするようにしています。

まず、ワクチン接種ができる場合は、新型コロナウィルス感染をかなり抑えられる上に
仮に感染したとしても重症化せず、ほとんど死亡することがなくなるのであれば、
副反応により5万分の1程度死亡したとしても、ワクチン接種する選択をするでしょう。

もし、5万分の1の確率に当たってしまったら、ある意味自分の人生はここまでである運命
と悟る人もいるかもしれません。
 

ただ、日本はワクチン接種が遅れているということで、ワクチン接種ができない場合は、
どのような行動の選択を取りたくなるでしょうか。

完全に休業すると、お金がなくなって飢えで絶対100%死んでしまうのであれば、
新型コロナウィルスに感染すると数パーセントの可能性で死亡する可能性がありますが、
営業して働く方を取るしかなくなると思います。

新型コロナウィルスに感染したとしても死亡する確率は数%程度であることから、
何もしなければ100%の可能性で飢え死にするのであれば、はるかにマシですので、
ある意味感染して死亡してしまったら、運が悪かったと捉えることもできるでしょう。

いくら菅政権が緊急事態宣言を出して休業要請したり、自粛要請したとしても、
これらを無視して、営業したり、働きに出るのは当然のことでしょう。

上記の確率論からみても、合理的な行動であると言えます。
 

人間は合理的な行動を取る性質がありますので、
これに基づいてプランニングしていくことが重要になります。

関連記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました