日米関係は新しい段階へ(2019年トランプ大統領来日の意義)

2019年5月25日~5月28日の日程で、トランプ大統領が来日しました。

目的としては、令和初の天皇陛下との会見や、日米同盟誇示だったと思いますが、
特筆するべきことは、大相撲でアメリカ大統領杯が授与されたことであります。
 

以前にもアメリカ大統領が大相撲を観戦したことはあります。

ただ、今回のトランプ大統領は観戦するだけでなく、わざわざ大統領杯を作って、
優勝力士(朝乃山)に渡していただけたわけであります。

これは表面上だけではなく、
心からアメリカ大統領が大相撲(日本の伝統的なスポーツ)のことを認めた証であり、

観戦態度についても、真剣に興味をもって見られていました。
 

一方、日本の観客もアメリカ大統領(トランプ氏)が入場する際に、大きな拍手が沸き、
歓迎ムードになりました。

そして、大統領杯は今回だけでなく、毎年夏場所に授与されることになり、
新しい伝統が始まります。

(さすがに毎年大統領が渡しに来れるわけがないので、たぶんアメリカ大使館の方が
渡しに来てくれることになるだろうと思います。)

かつては、日米で悲惨な戦争をしていた歴史もありますが、今はお互いに認め合った結果、
大相撲で大統領杯が授与されるという新しい日米文化交流の伝統が生まれました。

ぜひ、永続的に続いてくれたら幸いであります。
 

日米関係は新しい段階へ入ったと思います。

ポケモンGOや映画名探偵ピカチュウなどは、
アメリカが日本のコンテンツを積極的に利用したものになります。

もう既に、アメリカは日本文化に自然体で触れるようになっており、多くの方が、
親しみを感じるようになっています。

そして、日本人もアメリカ人が日本文化に積極的に触れることを歓迎しており、
日本文化に触れたいアメリカ人を受け入れています。

もっとも、日本側もアメリカの良い部分は取り入れるようにしています。

もはや、日米関係に寛容や和解という言葉が不要なまでに友好関係になっています。
⇒ 寛容の心と和解の力について

成功哲学的にも、
韓国のようにいつまでも恨み続けるよりも、(いつまでも謝罪と賠償を求めるよりも)
日米関係のように未来志向(プラス思考)で歩んだ方がうまくいきます。

トランプ大統領の来日行事は、
日米関係(日米同盟)にとって大きな意義があったと思います。

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