忍耐力をつける方法(忍耐の本質)

忍耐とは
一銀的に言葉通り耐え忍ぶという意味であるが、
本質的には、目的(目標)の達成のために、大変さがあっても、耐え忍び行なっていく
という意味があります。

 
⇒何かを成し遂げるために粘り強く取り組んでいくのに忍耐が重要になります。

【チェック】
戦前の日本の学校教育では、
忍耐力を鍛えるために武道などの厳しい体練が積極的に行なわれていましたが、
何か物事を成し遂げる力を付けていくのには、有効であったわけです。

ただ、残念ながら、現代においては、
戦後教育の影響で、忍耐力を鍛える機会が少ない状況であります。
 

そこで、忍耐力を付けるために
仏教の修行(苦行)をしようと思う方がいらっしゃるかもしれません。

しかし、初心者の場合は仏教の修行(苦行)をすると、それで精一杯になるため、
肝心な今取り組んでいる実践が疎かになってしまうことから、効果は薄いです。

仏教の修行(苦行)は忍耐のプロを目指す方や、もしくは戦後レジームからの解脱者で
かなり実践目標が高い方のみが行なえばよいでしょう。
 

ただ、忍耐については、深刻に悩む必要はなく、
当カリキュラムの実践を通じて修行を行なえば、自然と忍耐力がついてきます。

しかし、始めのうちは忍耐力がないため、
なかなか忍耐強く取り組んでいけないのが現実であります。

そこで、
忍耐強く物事を取り組むのが苦手な方に
どのようにすれば忍耐力をつけることができるのかを現代の行動心理学的理論に基づき
伝授していきます。

このことを理解していただければ、忍耐力のない現代人も忍耐強くなれます。
 

忍耐力の付け方

今取り組んでいることについての志や、成功(目標達成)したいという意欲を
実践の大変さに耐えられるように強くしていきます。

 

◆行動心理学的根拠

人間は欲望を満たすために行動する特性があり、
成功したいという意欲が強ければ、成功できるように一生懸命行動するようになります。

もし大変であったとしても、
取り組んでいることについての志や、成功(目標達成)したいとする意欲の方が強ければ、
大変さに耐えながらでも実践行動します。

人間が行動を起こす基本的条件
実践の大変さ<志や成功(目標達成)意欲

 
したがって、大変であったとしても、
今取り組んでいることについての志や、成功(目標達成)したいとする意欲が上回れば、
実践の大変さに耐えられるようになり、苦難を乗り越えることができます。

だから、忍耐力をつけるには、
苦行を行なって鍛える前に、
志を高くして、強い成功(目標達成)意欲を持つことが大切であります。

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