相次ぐ飲食店テロとルフィ強盗団:どちらの方が合理性があるのか

ここ最近、TikTokなどで
飲食店で茶碗等をペロペロなめたり、
無料で提供されている天かすを食べたり、醤油を混入させるなど悪戯が多く、
いわゆる飲食店テロが相次いでいます。

自分が目立ちたいからということでしょうが、
実はこれは極めて合理性がない行為だと思っています。
 

飲食店テロの特徴としては、いずれにしましても飲食店で悪戯(犯行)を行ない、
その様子を自ら動画でアップしていて、犯行の証拠を残しておくことにあります。

本来、犯行を行なったら、警察に捕まってしまうと厳しく処罰されてしまうことから、
そうならないようにするために、犯人は警察に捕まらないようにするために、
犯罪の証拠を隠すようにします。

これは合理性のある行動であると言えます。

でも、飲食店テロは、わざわざ犯行の証拠を自ら動画でアップしていますので、
合理性のない行動になってしまいます。

また、犯行の証拠を残すことに問題がないと思うこと自体が思考に問題があり、
犯罪者は処罰されて将来的に悪影響が出る可能性があることをふまえずに、
飲食店テロを行なっていて、これも合理性のある行動であるとは言えません。
 

そこで、合理性のある行動であるかどうかを検証するために、今問題になっている
飲食店テロとルフィ強盗団について比較してみようと思います。

ルフィ強盗団は、渡辺容疑者が主犯格とし、日本で相次いで発生した強盗を指示しましたが、
実は極めて合理的な行動であると言えます。

フィリピンで犯行を指示することによって、実際の実行役が逮捕されたとしても、
フィリピンならそう簡単に日本の法律が及ばないため、渡辺容疑者らは低リスクで
強盗を指示してお金を儲けることができます。

渡辺容疑者は、もし日本に強制送還される可能性があるときには、
フィリピンで誰かに適当に裁判に提訴してもらって、裁判手続きを行なうことで
強制送還されなくするようにしていました。

これも合理的な行動であると言えます。

まあ、さすがに渡辺容疑者が主犯格とするルフィ強盗団は悪質性が極めて高いので、
日本の警察は本腰を入れて強制送還に至りました。
 

それに比べて、飲食店テロはどうでしょうか。

飲食店テロは、後先考えずにただ単純に自分が目立ちたいからということで、
飲食店で悪戯を行ない、しかも悪戯(犯行)の証拠まで残してしまいます。

これは極めて合理性のない行動であると言えます。

残念ながら、飲食店テロよりもルフィ強盗団の方が合理性があると言えます。
 

確かに以前からSNS普及前にもこういった悪戯はある程度存在していたと思いますが、
ここ最近は増加傾向にあります。

飲食店テロの増加傾向の要因としては、コロナ禍が挙げられると思います。

コロナ禍においては、
長時間のマスク着用が求められていますが、
これによって、通常よりも得られる酸素量が減るため、脳に大きな悪影響を与えて、
合理的に考える能力が低下するとともに、精神障害が起こりやすくなります。

また、なかなか日本政府は認めていないが、新型コロナワクチンの後遺症・副反応として、
ブレインフォグ、すなわち脳の認知機能が低下し、これによって、思考力が低下し、
精神的にも悪影響を与えています。

その結果、合理性のある行動を取れる人が減っていると言えます。

したがって、合理性のない飲食店テロが増加につながっていると考えられます。
 

飲食店テロなどの合理性のない行動を抑止することはなかなか大変であります。

そもそも物事を合理的に考えないので、
飲食店テロのような犯罪を犯すと将来的に大変になると論理的に説得しても、
犯行を抑えるのは難しいと思います。

頭がおかしい人に対しては、物理的な圧力でさえ通用しないことがあり、
力で負けると分かっていても立ち向かってきます。

一方、強盗団については、
実行役だけではなく、渡辺容疑者など主犯格まで警察の捜査が及ぶようになると、
合理性を考えて、うまくいかなくなると判断して、犯行を抑止できる可能性があります。

もちろん、そう簡単ではない話ですが、警備を強化して、警察の捜査能力を引か上げれば、
功を奏することも十分あり得ます。

飲食店テロは、論理的にも武力を用いても、なかなか撲滅できないので厄介であります。
 

そこで、やはりコロナ禍によって、合理的に行動できない人が増えていることから、
それを前提で構えておくしかないでしょう。

何か物事を取り組むときや、ビジネスで事業を進める際には、犯罪抑止するだけではなく、
巻き込まれてしまった場合のことも考えておく必要があります。

なかなか大変だと思いますが、
しばらくはこういったコロナ禍の後遺症が残りそうです。

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